石川 善樹さんの書いた「疲れない脳をつくる生活習慣」を読みました。
今日も忙しすぎた。
家に帰ると何もできない。
時間はあるはずなのに、物事がすすまない。
集中できない
なんてことはないですか?
人生は「選択→決断」の連続です。
人間の脳は、意識していない間もフル回転で、さまざまな決断を処理しています。
たとえば、朝目覚まし時計が鳴って、「起きようか~ もうちょっと寝ていたい~ いや起きないとダメだ~」
というのも選択→決断です。
「集中力がない」「よけいなことを考えてしまう」というのは、脳の処理量がオーバーしているのかもしれません。
脳は1日にできる処理が決まっていて、それ以上になると疲れて回転しなくなるそうです。
この本は、「脳をできるだけ疲れさせずに、最善の決断ができるようにしよう」ということが書かれています。
もっと簡単にいえば、「今に集中する力をつける」ということです。
大事なのは「姿勢」「睡眠」「食事」。
今日からすぐできるコツが、ちゃんと理由付けされて書かれていました。
それから、ためになったのは「血糖値のコントロール」の話。
血糖値をコントロールすることは、頭の働きにも繋がります。
また、グーグルの社員が取り入れているプログラムが、興味深かったです。
グーグルの社員は「料理のスキル」が重視されているそうですよw
幅広い範囲にわたって、「脳を疲れさせない方法」が、科学的な理由の裏付けとともに書かれています。
ビジネスパーソン向けとなっていますが、学生から主婦まで誰にでも役立つと思います。
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